美容と健康にすこやか快眠術

夜、なかなか寝付けない、ちゃんと寝ているのに
朝から疲れる、夜中に何度も目が覚める…。
眠りに関するこんな悩み、ありませんか？
睡眠は人生の３分の１を占める大切なもの。
毎日ぐっすり眠れれば、美容と健康にもいいことずくめです。
さあ、すこやかな快眠術を手に入れましょう。

睡眠の質が下がると細胞が老化する!?

病院に行くほどではないけれど、なんとなく体が重い、調子が悪いという人は、睡眠不足や睡眠の質に問題があるのかもしれません。肌や筋肉の細胞の生まれ変わりを促す成長ホルモンの分泌には睡眠の質が深く関わっているからです。

若返りホルモンとも呼ばれる成長ホルモンの大半は睡眠中、とくに深く眠っているときに分泌されます。睡眠時間の不足はもちろん、睡眠の質が低下すると成長ホルモンが十分に分泌されず、新たな細胞が再生されにくくなることで体調不良や老化を引き起こしてしまいます。

朝は光を浴びて　日中は軽い運動習慣を

ぐっすり眠るには、いくつかの工夫が必要です。寝起きが悪い場合は、心身の覚醒を促すホルモン「セラトニン」が不足している可能性があります。幸せホルモンでもあるセラトニンの分泌に必要なのは太陽の光です。朝起きるとまずはカーテンを開けて、光をしっかり浴びましょう。頭を目覚めさせ、体温を上げて活動できる状態に整えてくれます。

ほどよく疲れをためる日中の運動も睡眠の質をアップさせます。仕事や家事で忙しい人は、ながら運動やちょこっと運動がおすすめです。電車に乗っているときや信号待ちをしているときに片足立ちをしたり、エスカレーターの使用を階段に変えたりするだけでも運動量は上がります。無理せず続けられる方法を見つけましょう。

入浴と夕食時間が良い睡眠のカギ

体温と睡眠にも密接な関係があります。ポイントは寝る前に少し体温を上げておいて、体温がストンと下がるタイミングで就寝すること。これで寝つきがよくなります。

こうした体の仕組みにちょうどいいのがおふろです。体が冷えやすい人は就寝30分前、ほてりやすく入浴後すぐに眠るのが難しい人は就寝２〜３時間前の入浴がおすすめです。また、夕食は消化に時間のかかる脂っこいものを避け、可能であれば就寝３時間前までに終えておくのが理想です。

時間も質も十分な睡眠は、美容と健康の近道です。疲れを取ってすっきり目覚め、
一日を元気にいきいき過ごすために日々の生活習慣を快眠仕様に変えてみませんか。

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